因幡の白兎の神話「白兎神社」@鳥取
古事記の「因幡の白兎」話に登場する白兎神をお祀りする「白兎神社」。 絵本やおとぎ話でも有名な「因幡の白兎」のお話。 絵本などでは、ウサギがサメを騙そうとする部分がフューチャーされがちですが、古事記好き?(と言っていいのか)としては、その後の大国主神とウサギの出会いと予言、なぜ大国主神が弟でありながら兄たちを差し置いて国をまとめたのか、の部分が大事だと思います。 <因幡の白兎のあらすじ> 因幡国に渡ろうと考えた隠岐島の兎は、サメをだますことを思い付き、同族の多さを比べようと鮫に呼びかけて、鮫を因幡国の気多崎まで並ばせた。 その上を踏み数えながら渡った白兎は、まさに計画が成功しようとしたとき、「お前たちはだまされたのだ」といったばかりに、最後の鮫に捕らえられて皮をはがれてしまう。 このとき美人と評判の八上姫(やがみひめ)への求婚旅行をしようと計画した兄たちの荷物持ちとして最後尾に同行していた大国主神(おおくにぬしのみこと)。 一行が兎に会い、嘘の治療方法を兎に教えた兄たちとは反対に、親切に兎に治療法を教えてやった。それで兎は「あなたこそ求婚に成功なさ