
ランチの後は「天岩戸神社」へ。
高千穂神社からちょっと距離がありますが、同じ高千穂エリア。
■ 古事記の中でも一番有名な「天の岩戸隠れ」
天照大神(アマテラスオオミカミ)が弟のスサノオノミコトの暴挙の数々に心を痛め、天の岩戸の中にお隠れになってしまいます。
太陽の神である天照大神が天の岩戸にお隠れになった途端、世界は暗闇に包まれました。
その天の岩戸が、天岩戸神社西本宮の社殿の背後にある洞窟だと伝わっているそうで、古より御神体としてお祀りされています。


社務所で申し込みすると、神職の方の案内で、西本宮の本殿の奥まで入って参拝する事ができます。
写真が社務所。

西本宮の本殿

西本宮の本殿

本殿の右手から奥に入れます。
天の岩戸があるエリアには、神職の方も地元の方も昔から誰一人、立ち入った事がない御神域だそうで、写真撮影も禁止です。

御神木 招霊(おがたま)の木
神事・芸能の祖神、天鈿女命(アメノウズメノミコト)が天の岩戸の前で舞い踊った時、この枝を持って舞ったことから、神楽鈴の起源であると伝わっています。

天岩戸神社西本宮から岩戸川に沿って10分ほど歩いた所に、天安河原(あまのやすがわら)があります。



■ 八百万の神々が相談した場所「天安河原」
天安河原(あまのやすがわら)
天照大神が天の岩戸にお隠れになり、天地暗黒になった時、困った八百万の神々が集まり、話し合いをしたとされる場所です。

天安河原の中心にある「仰慕ヶ窟(ぎょうぼがいわや)」と呼ばれる大洞窟。


神聖な雰囲気が漂う洞窟。
天安河原から天岩戸神社西本宮の駐車場に戻り、東本宮へ向かいます。
西本宮から車で数分、専用の駐車場もあります。
■ 天照皇大神の住居「天岩戸神社の東本宮」
天照皇大神が天岩戸からお出ましになられた後、最初にお住まいになられた場所をお祀りしているのが「天岩戸神社の東本宮」。


なかなか長い階段。



天鈿女命(アメノウズメノミコト)の像。
長い階段の下にあります。
天の岩戸の前で舞い踊り、八百万の神々を笑わせ、天照皇大神を天の岩戸から出すことに成功。神事・芸能の祖神として知られています。

<天岩戸神社> 【住所】宮崎県西臼杵郡高千穂町岩戸1073-1 【電話】0982-74-8239 【駐車場】あり 【サイト】http://amanoiwato-jinja.jp/
<天安河原> 【住所】宮崎県西臼杵郡高千穂町岩戸 【サイト】http://takachiho-kanko.info/sightseeing/detail.php?log=1337317286