重森三玲の名園が有名「松尾大社」@京都


京都で最も古い神社の一つで、現代庭園学の重鎮・重森三玲の遺作「松風苑三庭」が有名な「松尾大社」。

松風苑は「上古の庭」、「曲水の庭」、「蓬莱の庭」から成ります。

大宝元年(701)に秦忌寸都理(はたのいみきとり)が勅命を奉じて、山麓の現在地に神殿を営み、山上の磐座の神霊をこの社殿に移したのが松尾大社の始まり。

御祭神は、大山咋神(おおやまぐいのかみ)と市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)の二柱。

大山咋神(おおやまぐいのかみ)は、須佐之男神(すさのおのみこと)の孫。

市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)は、福岡県の宗像大社に祀られる三女神の一神。

楼門

本殿

拝殿

■ 曲水の庭

王朝文化華やかな平安貴族の人々が、慣れ親しんだ雅遊の場を表現したもの。

■ 上古の庭

今から1300年前の昔、現在地に御本殿が建てられる以前は、神社後方の松尾山頂上近くにある磐座で祭祀が営まれていました。

この古代祭祀の場である磐座を模して造られたのが本庭です。

■ 蓬莱の庭

鎌倉時代に流行した蓬莱思想を採用した回遊式庭園。

蓬莱とは、不老不死の仙界の意味。

■ 霊亀の滝

松尾山裾に流れる霊亀の滝。この清流が曲水の庭に注がれます。

社殿の背後の松尾山を含む約十二万坪が境内で、その全域が風致地区に指定され大部分が古都保存法の特別地区になっています。

■ 亀の井

霊亀の滝の手前にある霊泉。延命長寿、蘇りの水、としても有名。

この湧き水を酒に混ぜると腐敗しないと伝えられ、これが松尾大社が酒の神として信仰される所以だそうです。

<松尾大社> 【住所】京都府京都市西京区嵐山宮町3 【電話】075-871-5016 【拝観料】500円 【サイト】http://www.matsunoo.or.jp/

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