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大国主神の国譲り「出雲大社」@島根



島根県出雲市にある「出雲大社」。

御祭神は、出雲に大国をつくった国づくりの神、大国主神(オオクニヌシ)です。


古事記によると、大国主神が天照大神に「国譲り」した際、その代償として壮大な御神殿が創建され、大国主神をお祀りしたのが出雲大社の起源とされています。


古代の本殿は高さ48mの高層だったという説があり、その信憑性を疑われていましたが、2000年に出雲大社境内から直径約1.35mの巨木を3本組にして1つの柱とする巨大柱が発見されたことから、実存した可能性が指摘され話題になりました。


古代の本殿の復元図


二の鳥居


下り参道


全国的にも珍しい、本殿に向かって下りになっている参道。

これは天照大神に国譲りしたことに関係しているのでは?と勝手に思っています。


三の鳥居


拝殿


八足門


八足門の奥に本殿があります。普段は入れません。参拝の方法は「二礼四拍子一礼」。


本殿(国宝)


日本最古の神社建築様式とされる大社造。

御神座は御本殿と同じ南向きではなく西向きになるため、左回りで外側を回りながら西側からもお参りします。


本殿の東西にある十九社


旧暦の10月には全国から八百万の神々が集まり、人々の縁を結ぶ「神議(かみはかり)」という会議が行われます。その時期の神々の宿所となる社です。


日本中から神が不在になることから10月を「神無月(かんなづき)」と呼び、出雲では「神在月(かみありづき)」と呼ばれます。



大黒天は元々はインドの神様ですが、日本に入ってきた時に大国主神と神仏習合して、同一神とされます。大黒天は五穀豊穣と財福の神様。



大国主神は「因幡の白兎」神話でも知られますので、ウサギのオブジェが境内に多く見られます。カワイイ。


神楽殿


日本一の大きさを誇る注連縄が有名。





神々の国・出雲でも中心の出雲大社。逸話も多いのでワクワクしますね。

またお参りできますように。


 

<出雲大社>

【住所】島根県出雲市大社町杵築東195

【電話】0853-53-3100

【時間】8:30〜17:00

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