運慶作の国宝仏が5躯も「願成就院」@静岡



静岡県伊豆の国市にある「願成就院(がんじょうじゅいん)」。


鎌倉時代初頭の文治5年(1189)に、北条政子の父親で鎌倉幕府初代執権であった北条時政が、娘婿の源頼朝の奥州藤原氏征討の戦勝祈願のため建立されました。


願成就院には、文治2年(1186)、運慶が30代の時に造った阿弥陀如来坐像・ 毘沙門天立像・不動明王像および矜羯羅童子像・制吒迦童子像とその胎内銘札や(すべて国宝)、北条政子の7回忌に造られた政子地蔵、本堂の阿弥陀如来像(ともに県指定文化財)など多くの寺宝が伝えられています。



阿弥陀如来坐像 (国宝)

鎌倉時代、運慶作、像高142cm


毘沙門天立像 (国宝)

鎌倉時代、運慶作、像高148.2cm


不動明王立像 (国宝)

鎌倉時代、運慶作、像高137.2cm


矜羯羅童子立像 (国宝)

鎌倉時代、運慶作、像高74.4cm


矜羯羅童子(こんがらどうじ)

不動明王に仕える八大童子の第7番目。その姿は15歳の童子で、性格は小心者で従順であるとされる。制多迦童子と共に不動明王の脇侍を務める。


制吒迦童子立像(国宝)

鎌倉時代、運慶作、像高83.5cm


制多迦童子(せいたかどうじ)

不動明王に仕える八大童子の第8番目。性悪をあらわすものとされ、その姿は紅蓮のような赤色の顔につくられる。


八大童子(はちだいどうじ)

不動明王の使者である八人の童子。慧光(えこう)童子、慧喜(えき)童子、阿耨達(あのくだつ)童子、指徳(しとく)童子、烏俱婆伽(うぐばか)童子、清浄比丘(しょうじょうびく)、矜羯羅(こんがら)童子、制吒迦(せいたか)童子の八童子。


パンフレット


 

<願成就院> 

【住所】静岡県伊豆の国市寺家83-1

【電話】055-949-7676

【時間】10:00〜16:00

【拝観料】700円

【定休日】火・水曜日

【駐車場】普通車20台

【サイト】https://ganjoujuin.jp/