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瑩山禅師が創建「永光寺」@石川

  • 執筆者の写真: Asami
    Asami
  • 2021年6月10日
  • 読了時間: 2分

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石川県羽咋市にある「永光寺(ようこうじ)」。

北陸三十三ヵ所観音霊場の第二十二番です。


永光寺は鎌倉時代の末、正和元年(1312)に瑩山禅師によって創建されました。


南北朝時代には、足利尊氏、直義の発願で安国寺利生塔の制を設けた際、能登の国は永光寺に三重の利生塔が建立されましたが、応仁2年(1468)に一山ことごとく焼失。


後土御門天皇の発願で再興されたあと、天正7年(1579)兵火によって開山堂の一部を残し再び灰と化しました。現在の伽藍は寛永(江戸時代前期)以後の再建です。



瑩山禅師(けいざんぜんし)

鎌倉時代後期の曹洞宗の僧。

越前の国(福井県)の豪族・瓜生氏の長男として生まれる。1268年〜1325年。

8歳で永平寺に入り、13歳で出家得度。曹洞宗の大本山・總持寺の開祖。


安国寺利生塔(あんこくじりしょうとう)

足利尊氏、直義兄弟により、国ごとに寺院1宇と塔婆1基を建立することが定められた。

後醍醐天皇の冥福、元弘以来の戦死者の冥福を祈ると同時に、足利氏の天下統一の威信と抱負の誇示を目的とした。



瑩山禅師は49歳の時に永光寺を開かれ、のちに輪島市に總持寺を開山しましたが、弟子峨山禅師に譲り、生涯愛された永光寺に戻られ、62歳で亡くなりました。


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中道門


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弁天堂


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山門


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法堂(本堂)


法堂の御本尊は、華厳の釈迦三尊がお祀りされています。

御本尊、脇侍とも鎌倉後期から南北朝期の作です。


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明治時代の山岡鉄舟の「清風明月、柳緑華紅」の襖書が法堂内にあります。


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御朱印


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パンフレット

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境内はかなり広く、ウォーキングコース?もあるようです。

苔や緑が多く、とっても素晴らしかったです。


北陸三十三ヵ所観音霊場 第二十二番

<洞谷山 永光寺>

【住所】石川県羽咋市酒井町イ-11

【電話】0767-26-0156

【宗派】曹洞宗

【拝観料】300円

【駐車場】普通車100台

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