行基菩薩が彫られた本尊を有する「十三寺」@富山


■ 元宿場町にひっそりとあるお寺

富山県入善町にある、十三寺(じゅうそうじ)。

旧北陸道上街道に面した元宿場町舟見にあります。

十三寺の創建は不詳ですが、伝承によると天平年間(729~749年)に、行基菩薩が巡錫で当地を訪れた際、紫雲のたなびくのを御覧になり、そこにそびえる大杉の霊の声に従って千手観音、馬頭観音、聖観音の三像を彫り安置されたのがはじまりと伝えられています。

■ 七年に一度ご開帳される秘仏の御本尊

馬頭観世音菩薩立像。

高さ73.4cm、杉の木の一木造り、鎌倉初期の作、県指定文化財。

本尊の千手観世音菩薩立像。

高さ85.7cm、杉の木の一木造り、鎌倉初期の作、県指定文化財。

聖観世音菩薩立像。

高さ73.2cm、杉の木の一木造り、鎌倉初期の作、県指定文化財。

3体とも行基菩薩の作と伝えられ、かつて舟見山の城主が保護していた。

その後、長く山中に埋めてあったのを法福寺のお坊さんが掘り出し、さらに江戸時代になってから十三寺に移したとされています。

七年ごとにご開帳され、前回のご開帳が2013年10月のようなので、次回は2020年の10月だと予想されます。忘れずにチェックしたいと思います。

御朱印

北陸三十三ヵ所観音霊場 第三十二番 <中尾山 十三寺> 【住所】富山県下新川郡入善町舟見1498 【電話】0765-78-1080 【宗派】真言宗 【拝観料】無料 【駐車場】境内に2、3台のスペースあり

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