倶利伽羅不動寺の西之坊「鳳凰殿」@石川



石川県河北郡にある「倶利伽羅不動寺 西之坊 鳳凰殿」。

北陸三十三ヵ所観音霊場の特番になります。(特番って何?)


倶利伽羅(くりから)不動寺は、養老2年(718)、インドから渡来した善無畏三蔵法師が倶利迦羅不動明王の姿を彫刻された尊像を、元正天皇の勅願により奉安された事が始まりと伝えられています。


善無畏(ぜんむい)三蔵法師

637年、中部インドの貴族家庭に生まれる。

幼年より神童と称され、摩伽陀国の国王となる。兄たちの反乱を平定した後、出家。

三蔵法師(さんぞうほうし)とは、仏教の経蔵・律蔵・論蔵の三蔵に精通した僧侶のこと。


第44代・元正天皇

父は天武天皇と持統天皇の子である草壁皇子、母は第43代・元明天皇。

独身で即位した初めての女性天皇。



弘仁3年(812)、弘法大師が諸国を巡る途中で、不動明王を拝され、あまりの有難さに本尊と同体の不動尊像を彫り、御前立(おまえだち)の不動尊として奉安されました。


寿永2年(1183)の倶利伽羅源平合戦の際、兵火に遭い、多くのお堂や寺宝、記録などが焼失しましたが、その後、源頼朝によって再興されました。


その後、衰退と再興を繰り返し、明治の廃仏毀釈で廃寺となりますが、昭和24年(1949)に、不動寺として復興されました。


西之坊鳳凰殿は、平成10年(1998)に伽藍の復興事業として建立されました。


西之坊鳳凰殿


樹齢千年を超えるヒノキを用いた左右75メートルもある壮大な木造建築は、平安時代の寝殿造りの様式を取り入れ、荘厳優雅な雰囲気を漂わせています。


中央の三仏堂では、不動明王を中心に薬師如来と千手観音が祀られています。

右側の不動堂には、弘法大師が唐より帰られる際に、大嵐に遭い、不動尊に祈願されたところ、難を免れたという波切不動尊が奉安され、交通安全祈祷殿とも呼ばれています。

左側の阿弥陀堂は、阿弥陀如来をはじめ、観音菩薩などが祀られています。









御朱印


北陸三十三ヵ所観音霊場 特別番外

<倶利伽羅不動寺 西之坊鳳凰殿>

【住所】石川県河北郡津幡町竹橋ク-128

【電話】076-288-1828

【宗派】真言宗

【拝観料】無料

【駐車場】普通車70台

【サイト】https://www.kurikara.or.jp/

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