
富山県立美術館で開催中の「高野山金剛峯寺 襖絵完成記念 千住博展」に行ってきました。ギリギリ。7月29日まで。
日本画家・千住博さん(1958年、東京生まれ)。
絵の具を流して描かれる、滝の絵シリーズが有名です。
本展では、高野山金剛峯寺開創1200年を記念して奉納される、大主殿の「茶の間」と「囲炉裏の間」の襖絵の新作を国内外で初公開されます。

光る屏風「龍神」は撮影OKだったので、パシャリ。
蛍光塗料を使った作品で、暗闇でブラックライトを当てると青く輝くのが特徴。周囲が暗くなるにつれ滝の色が白から青に変化します。


企画展と同時に見られる、コレクション展もみどころです。
その中でも瀧口修造エリアがなんと言ってもオススメです。
シュルレアリスムの美術評論家・詩人・画家として知られる、瀧口修造さん。
富山県出身って知ってました?
私、初めて知った時、驚愕しました!普通に本を読んでいた人だったので、勝手に急に親近感を抱きw、より注目するようになりました。
富山県立美術館の前身の富山県立近代美術館。そこの初代館長が瀧口修造さんに新しい美術館のコンセプトについて相談し、20世紀美術を中心にコレクションすることになったそうです。
なので、現在の富山県立美術館のコレクションも20世紀美術が中心で、とってもよいです!
私も高校生の時、授業の一環で富山県立近代美術館へ行き、そこでポール・デルヴォーの絵と出会ったのを鮮烈に覚えています。
■ 瀧口修造とデカルコマニー


■ 瀧口修造の収集コレクション

オノ・ヨーコ!

ジョアン・ミロも!

マン・レイも!!マン・レイ大好き!
ランチは館内にある「日本橋たいめいけん」へ。
■ 北陸初進出の老舗洋食レストラン

人気No.1の「オムライス&国産粗挽きハンバーグ」1630円を注文。
普通に美味しかったです。

ボルシチ50円も一緒に。

店内からの眺めも良いです。

<高野山金剛峯寺 襖絵完成記念 千住博展> 【会場】富山県立美術館 【期間】2018年6月9日(土)~7月29日(日) 【時間】9:30〜18:00 【観覧料】一般1,300円 【サイト】http://tad-toyama.jp/