奈良県五條市にある「市立五條文化博物館」。
地域の歴史や文化遺産を収蔵・展示・研究する施設として、建築家・安藤忠雄氏による設計で、平成7年(1995)4月に開館されました。
安藤忠雄(あんどう ただお)
大阪生まれ。1941年〜
コンクリート打ち放しと幾何学的なフォルムによる独自の表現を確立した日本の建築家。
代表作:表参道ヒルズ、21_21 DESIGN SIGHT、タイムズ I・IIなど
駐車場からのアプローチ
バウムクーヘンの一部を切り取ったような円筒形の外観から「ごじょうばうむ」と呼ばれています。
階段を上りきったところにある円形建物が本館入口
市立五條文化博物館の上から見た「5万人の森公園」
五條市北部の大阪府との境をなす金剛山地の南麓、標高約300メートルに位置し、「5万人の森公園」に隣接しています。
3階が入口で、上から下へ見学していく順路になっており、後期旧石器時代に始まる五條の歴史・民俗などが紹介・解説されています。
石の階段が幾重にも重なった構造で、その石が時間経過のせいか、黒ずんでいるのもあって、ちょっとおどろおどろしい城塞のような雰囲気がしました。狙いなのか不本意なのか。
<市立五條文化博物館>
【住所】奈良県五條市北山町930-2
【電話】0747-24-2011
【時間】9:00〜17:00
【休館日】月曜日
【入館料】一般300円、高校・大学生200円、中学生以下無料
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