樂翠亭美術館

ミラーレ2019年9月号・体験レポート

日本庭園と和モダン建築の「樂翠亭美術館」でアート体験!

JR富山駅北口から徒歩10分ほどの場所にある樂翠亭(らくすいてい)美術館をご存知ですか?
知ってはいても地元ゆえに、実際に足を踏み入れたことのない人も、まだまだいらっしゃるのでは。
そこで今月は、樂翠亭美術館には初めて訪れるという、旅行とアート鑑賞が趣味のご夫妻に密着取材してきました。

樂翠亭美術館は、2011年5月に開館。元々は1950年代に建てられた個人の邸宅で、木造2階建ての純和風建築と鉄筋コンクリート造の洋館、四季折々の自然が楽しめる日本庭園で構成される美術館です。敷地面積はなんと約1,200坪!正直、入口の外観からは想像できない広さです。

1. 本館
まずは本館から見学します。ここは純和風建築の邸宅エリアなので、靴を脱いで入ります。本館は主に企画展の作品が展示されています。芸術作品はもちろん建築自体も見応えがあり、ケヤキの一枚板を使用した回廊、屋久杉の一枚板の天井、井波彫刻の欄間など、随所に贅沢なこだわりを見ることができます。さらに縁側の奥には檜風呂があり、湯舟につかりながら庭園を眺められるようになっています。学芸員さんが作品や建築について説明してくれるので、気軽に声を掛けてみてください。

2. 庭園
本館裏から用意されている外履きで庭園へ。回式庭園なので、自由に散策できます。「樂翠(らくすい)」とは緑を楽しむという意味。以前、西本願寺の光照門主がここを訪れた際、庭園にある東屋を「樂翠亭」と名付けたことが美術館の名称の由来だそうです。その名の通り緑あふれる日本庭園で、のんびり過ごしましょう。

3. 展示室「蔵」
庭園内にある蔵。二階層の古い蔵を改修し、展示室として利用されています。内壁が黒いので中は薄暗く、天井高5.6mの吹き抜け空間になっています。この黒い壁には着物の染料が塗装されており、漆黒の黒壁にすることで作品がより浮かび上がり、際立つそうです。

4. 2F 特別展示室
本館エリアから出て、ミュージアムショップの2階にある「特別展示室」へ 。当館所蔵品の人間国宝の茶碗など茶道具を中心に、現代作家による様々な作品が展示されています。


5. ミュージアムショップ
最後は、エントランスホールにあるミュージアムショップへ。オリジナルグッズをはじめ、富山ならではのお土産やお菓子、作家さんの作品などが販売されています。ゆっくり周って、1時間半ほどで見学終了。

INFORMATION

樂翠亭美術館

【住所】富山市奥田新町2-27

【電話】076-439-2200

【開館時間】10:00~17:00(最終入館は16:30)
【休館日】毎週水曜

【サイト】http://www.rakusuitei.jp/

NOTE

【担当】

​企画、構成、取材、ライティング、デザイン。

【ミラーレとは】

月に一度、第2日曜に発行されるフリーペーパー。72,000部発行。

旧富山市エリアに北日本新聞と一緒に購読者宅に配達された。

2019年7月号から全面リニューアル。2020年6月号から休刊中。

北日本新聞は富山県の地方紙。県下普及率1位。

​【実際の冊子】

https://milarre-toyama.com/archive/201909/#page=1